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図書館でも読める?!ボーイズラブを題材とした文学小説作品5選

図書館でも読める?BLを題材とした文学小説作品 コミック・小説

文学小説の中でもボーイズラブを題材とした作品は数多くあり、文章から紡ぎ出される感情の深さや心理描写の緻密さが特徴的です。

これらの作品は、多くの読者に愛され、文学作品としても高く評価されてます。

文学と言うと少し難しいのかな?と心配する部分もあると思いますが、読んでみると商業作品とは違った魅力が見え、日本語の美しさも感じられる作品も多いです。

本記事では、図書館で無料で読める、BLを題材とした純文学作品の数々を紹介します。

これらの作品を通じて、心揺さぶられる物語の世界に浸り、豊かな読書体験を楽しみましょう♪

*本の蔵書についてはお住いの図書館にお問い合わせください。

*非BLと言われている作品も含まれます。あくまで個人の選定です。

白昼堂々/長野まゆみ

由緒ある華道の家元の、若き跡継ぎである凜一は、従姉・省子の身代わりになったことから、その男友達・氷川に出会う。男同士の淡い想いは、やがて運命的なものに……。好評のシリーズ第1弾。

引用元:Amazon

非BLと言われていますが、読者からは「耽美的な作風」「古き良きBLを堪能」といった意見もあり、高評価の声が多く寄せられています。

長野先生が紡ぐ言葉や表現が綺麗で美しく、時代背景が昭和なのもレトロ感があり、より切なさが引き出されているのかもしれません。

シリーズ化されている作品なので、主人公の移ろいも十分に楽しめる1冊です。

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月魚/三浦しをん

『無窮堂』は古書業界では名の知れた老舗。その三代目に当たる真志喜と「せどり屋」と呼ばれるやくざ者の父を持つ太一は幼い頃から兄弟のように育つ。ある夏の午後に起きた事件が二人の関係を変えてしまう…。水の底には秘密がひそむ。秘密を抱え、彼は彼に会いに行く。あの雑木林の向こう、古書店「無窮堂」まで。気鋭の作家が描く「罪」と「再生」の青春小説。

引用元:Amazon

三浦先生は、「BL好き」を公言しているのでそういう視点を感じる部分もあります。

作中の文章は控えめな表現なので、2人の関係性がどこまでいっているのか、読者に想像が任されているような作品です。

私も読みましたが、エンタメ性が高い作品というよりは、情景描写が丁寧な作品という感じでした。

「ちょっと読みずらかった」という感想もちらほら見かけたので、文体にくどさを感じる人もいるかもしれません。

その一方で、登場人物たちの心の奥底にある葛藤や孤独感が丁寧に描かれており、静かな語り口ながら、緻密な心理描写や美しい文章が印象的で、物語の進行とともに徐々に明らかになる謎や背景が魅力的です。

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少年/川端康成

お前の指を、手を、腕を、胸を、頬を、瞼を、舌を、歯を、脚を愛着した。僕はお前に恋していた――。相手は、旧制中学の美しい後輩、清野少年。寄宿舎での赤裸々な関係と青春の懊悩を、若き日の日記や手紙を手がかりに、五十歳の川端は追想し、書き進めていく。互いにゆるしあった腕や唇、震えるような時間。嫉妬、反発、唐突に訪れた京都嵯峨での夏の別れ……。自分の心を「畸形」と書き、精神のひずみを自覚していた川端にとって、あの愛の日々は何だったのか。二度と会わなかった少年との愛惜の日々を一篇の小説に作品化させ、人生の寂寞を滲ませる。川端文学の知られざる名編。

引用元:Amazon

あらすじを読んだだけで「BL」と分かる作品ですね。

50歳になった著者が、寄宿舎時代の美しい後輩・清野少年との赤裸々な関係を、当時の日記や清野との手紙を振り返り著した作品です。

小説なのか随筆(エッセイ)なのかよく分からないという意見もあるようですが、読みなれていないと文体が難しく感じたり、頭の中にスッと入ってこないかもしれません。

少し読みずらさがあるかも…

ただ、ながらく単行本化されていなかったようで、想いを寄せる少年に書いた10代の川端康成の手紙がどんな文体でどんな内容なのか好奇心がくすぐられます。

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エゴイスト/高山真


「母が死んで、『死にたい』と思っていた僕の何かは死んだ」。14歳で母を亡くした浩輔は、同性愛者である本当の自分の姿を押し殺しながら過ごした思春期を経て、しがらみのない東京で開放感に満ちた日々を送っていた。30代半ばにさしかかったある日、癌に冒された母と寄り添って暮らすパーソナルトレーナー、龍太と出会う。彼らとの満たされた日々に、失われた実母への想いを重ねる浩輔。しかし、そこには残酷な運命が待っていた・・・。

引用元:Amazon

鈴木亮平さんと宮沢氷魚さんで映画化もされた作品です。

感想を読むと「泣いた」という意見も多く、映画があまりにもよかったので原作を読んだという意見もありました。

ライトなBL作品ではなく、自身の倫理観を問いたくなるような作品かなと思います。

私も先日図書館で本を予約したので読むのが楽しみです。

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グレイ・ゾーン/久能千明

トップエリートの警察官だった片岡亜久利に憧れて警察官になった香坂譲。警察を辞め、自分の前から完全に姿を消してしまった亜久利に、街中で偶然出会った譲は、亜久利を引き止めようと身体の関係をもつのだが…。

引用元:Amazon

純文学ではないのですが、私のお気に入りの作品を紹介させてください。

がっつり肌色シーンの描写もあるBL作品ですが、警察ものとあって事件背景の描写もしっかりしており刑事ものとしても面白かったです。

普段純文学を読んでいる人にもぜひ読んで欲しい1冊です。

地域の図書館にありました!

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まとめ

ここまで、図書館でも読めるBLを題材とした文学小説を5冊紹介してきました。

ボーイズラブ(BL)を題材としているとハッキリ明言できない作品もありますが、それは読み手がどう感じるかによってとらえ方が変わってくるかもしれません。

私のブログに足を運んでくださる人は、おそらくBL作品が元々好きな方が多いと思うので紹介した文学作品は楽しめるのではないかと思います。

図書館の静かな空間で、感情豊かなBL文学の世界に浸るのもたまには良いですよ♪

*図書館の蔵書については、お住いの図書館にお問い合わせください。

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